競馬との出会い①
そろそろ三十路になるのにカツカツ生活、ひもじい思いをしている男です。
ギャンブルとの出会いは2006年の皐月賞です。
元々親父が競馬好きでテレビで中継は見ていたので、ディープインパクトやキングカメハメハの名前は知っていました。
中学生だった私に酒の入った父親に軽い気持ちで
予想してみな
と言われたのが皐月賞です。
適当に選んだ5頭の馬単Boxを買ったらまさかの的中
4000円が40000になりました。
僕はそのお金で欲しかったMDコンポ(懐かしい)を買ってもらえたのです。
それからその年は重賞だけ予想するように
ダービーももちろん本命はメイショウサムソン
安田記念のアサクサデンエンとブリッシュラックの馬連や
秋にはテレグノシスを降ろされた勝浦騎手のキネティクスから買ったらまさかの的中
その年の収支はなんとプラス25万円
ただ購入は親父だったので親父の馬券代金に消えていった。
翌年は高校受験に取りかかったため少なめに。
それでも初めてG1を生で見た。
ボンネビルレコードがブルーコンコルドを差しきった大井の帝王賞。
馬券はディープサマーから買うという大外れだったけど感動した。
元々大井、浦和、川崎は父親に連れられ遊びに行っていたので地方好きの礎はできていたのだと思います。
そこからは狂ったように
夜な夜な血統の勉強、騎手の勝負服の塗り絵、所属厩舎などをノートにまとめた。
今では何かの病気じゃないかと思う。
高校でも競馬好きの友達ができ、土日の部活時にはワンセグで中継をみたりした。
今思えばこの頃は本当に競馬が好きで楽しかったんだと思う。
馬券も買わないようになってきていたし(G1は買っていた)、何よりも勝利騎手のインタビューを見るのが好きだった。だってそれ以外で騎手としての人となりが分からないから。
そして大学入学。
僕はここで競馬サークルに勧誘される。
今思えばここ辺りから歯車が狂っていった。。